民泊運営代行

民泊運営代行会社を乗り換えるには? ③民泊運営代行会社の選び方

民泊運営代行会社の乗り換え③運営代行会社の選び方
INDEX 目次

「今の運営会社から乗り換えたい。でも、次はどうやって選べばいい?」

民泊運営代行会社の変更を検討するとき、手数料や売上シミュレーションを比較して決める方も多いと思います。

もちろん、費用や売上予測は重要です。

しかし、実際の民泊運営では、契約前の売上シミュレーションだけでは分からない部分がたくさんあります。

価格をどのように調整しているのか。予約が入らないときに何を改善するのか。清掃トラブルが起きたときにどう対応するのか。オーナーにはどこまで運営状況が共有されるのか。

そして意外と見落とされやすいのが、契約終了時にAirbnbのリスティングやレビューが誰のもとに残るのかです。

運営代行会社は「契約するとき」だけではなく、実際の運営、そして将来の解約まで考えて選ぶことが重要です。

第3弾の今回は、実際に民泊運営や他社からの乗り換えに対応しているNEXSIAの視点から、新しい運営代行会社を選ぶときに確認したい8つのポイントを解説します。

前回の記事:民泊運営代行会社を乗り換えるには? ②乗り換えを検討した方がいい6つのサイン

運営代行会社を選ぶときの8つのポイント

1.「売上予測」だけでなく、現在の運営を分析してくれるか

乗り換え相談をすると、

「この物件なら月○万円を目指せます」

といった売上シミュレーションを提示されることがあります。

もちろん参考にはなりますが、数字だけで運営会社を決めるのはおすすめできません。

特に他社から乗り換える場合には、すでに過去の運営データがあります。

そのためNEXSIAでは、新しい売上予測を見るだけではなく、

「なぜ現在この売上になっているのか」

を確認することが重要だと考えています。

たとえば、稼働率は高いのにADR(平均客室単価)が低ければ、安く販売しすぎている可能性があります。

反対に、ADRは高くても空室が多いのであれば、価格や販売方法を見直せるかもしれません。

レビュー評価や周辺施設との価格差、OTAでの見せ方に問題が見つかることもあります。

乗り換え前の相談で、今の運営のどこを変えれば改善できるのかまで説明してくれるかを確認してみてください。

2.宿泊料金を「どう決めているか」を確認する

「ダイナミックプライシング対応」

「AIで料金を自動調整」

という運営会社も増えています。

ただし、確認したいのはツールを使っているかどうかだけではありません。

重要なのは、その価格をどのように判断・調整しているかです。

民泊の適正価格は、曜日、季節、イベント、周辺施設の価格、予約が入るペースなどによって変化します。

また、価格を下げれば予約が入りやすくなるからといって、値下げを続ければいいわけでもありません。

稼働率が高くても、宿泊単価が低すぎればオーナーに残る利益は減ってしまいます。

逆に、高い価格を維持しすぎて空室が続けば、それも機会損失です。

そのため、

「予約が弱いときに何を見て価格を変えるのか」

「繁忙期の価格をどのように決めるのか」

など、実際の運用方法を聞いてみると、その会社のレベニューマネジメントに対する考え方が見えやすくなります。

3.Airbnbだけでなく、施設に合ったOTA戦略を提案できるか

民泊ではAirbnbが主要な集客チャネルですが、施設によってはBooking.comなど他のOTAを活用することで予約機会を広げられる場合があります。

だからといって、掲載するOTAを増やせば必ず売上が伸びるわけでもありません。

大切なのは、その施設の立地や客層、部屋タイプに合わせて販売方法を考えられるかです。

たとえばファミリーやグループ向けの一棟民泊と、都市部のコンパクトな宿泊施設では、狙うゲストも販売方法も異なります。

「Airbnbに掲載して価格を調整する」だけではなく、

どのOTAで、どのようなゲストに、どのように販売していくのか。

ここまで考えてくれる会社かを確認しましょう。

4.清掃・ゲスト対応を「任せっぱなし」にしていないか

民泊では、集客だけでなく宿泊後のレビューまで含めて運営です。

どれだけ予約を獲得できても、

「部屋に髪の毛が残っていた」

「水回りが汚れていた」

「チェックイン方法が分からなかった」

といったことが続けば、レビュー評価に影響します。

ここで重要なのは、清掃会社が自社なのか外注なのかではありません。

問題が発生したときに、原因を確認して改善できる仕組みがあるかです。

清掃会社へフィードバックする、写真で清掃完了を確認する、同じ指摘が続けばマニュアルを変更する。

ゲスト対応でも、問い合わせ内容やトラブルを運営改善につなげることができます。

「清掃も対応しています」「24時間ゲスト対応です」というサービス内容だけではなく、品質をどう管理しているのかまで確認しておくと安心です。

5.売上だけでなく、運営状況をオーナーに共有してくれるか

運営をすべて代行会社へ任せていると、自分の施設が今どのような状態なのか分からなくなることがあります。

毎月の入金額だけ確認できても、

「稼働率はどのくらい?」

「宿泊単価は上がっている?」

「予約は何か月先まで入っている?」

といったことが分からなければ、現在の運営が適切なのか判断できません。

オーナー自身が毎日細かな数字を見る必要はありませんが、必要なときに自分の施設の状態を確認できることは重要です。

売上だけではなく、稼働率やADR、予約状況など、どこまで共有してもらえるのかを契約前に確認しておきましょう。

6.問題が起きたとき「誰と話せるか」

料金やサービス内容と比べると見落とされやすいのですが、実際の運営ではかなり重要なポイントです。

民泊では、設備故障、ゲストトラブル、清掃問題、予約変更など、さまざまなことが起こります。

その際、

「担当者に連絡しても返事が来ない」

「担当者に伝えたが本部へ話が通っていない」

「誰が判断するのか分からない」

という状態では、オーナー側の負担も大きくなります。

契約前には、

日常的な窓口は誰なのか。
問題が起きたときは誰が判断するのか。
オーナーから改善要望を伝えられる体制があるのか。

も確認しておきたいところです。

運営代行は、一度契約すると長い付き合いになることもあります。

サービス内容だけでなく、「問題が起きたときに話ができる会社か」も大切な判断材料です。

7.解約したとき、Airbnbのリスティングやデータは誰に残るか

これはNEXSIAが特に確認してほしいと考えているポイントです。

運営を始めるときは、多くの方が「どうやって予約を取るか」を考えます。

しかし、「この会社との契約を終了したらどうなるか」まで確認している方は多くありません。

特に注意したいのがAirbnbアカウントです。

オーナー自身のAirbnbアカウントでリスティングを作成し、代行会社を共同ホストとして運営する方法もあれば、代行会社側のアカウントでリスティングを作成する会社もあります。

後者の場合、将来運営会社を変更するときに、これまで蓄積したリスティングやレビューをそのまま引き継げないケースがあります。

実際に乗り換えの現場では、旧代行会社のアカウントに未来予約が残り、新しいアカウントと並行して対応しなければならないケースもあります。

契約前に、

「Airbnbは誰のアカウントで作りますか?」

「解約した場合、リスティング・レビュー・既存予約はどうなりますか?」

と聞いてみてください。

ここを明確に説明してくれるかどうかは、長期的に民泊を運営するうえで重要です。

代行会社アカウントの具体的なデメリットや、実際にNEXSIAが対応した乗り換え事例については、次の記事「 ④民泊運営代行会社のAirbnbアカウントで運営しているなら要注意」で詳しく解説します。

8.手数料が安い会社=利益が残る会社とは限らない

運営代行会社を比較するとき、どうしても目に入りやすいのが「運営手数料○%」という数字です。

もちろん、手数料は重要です。

ただ、仮に手数料が数%安くても、価格設定やOTA運用が適切でなく売上そのものが低ければ、オーナー様の手元に残る金額が多くなるとは限りません。

反対に、売上だけ高くても、値下げによって清掃回数ばかり増えたり、その他の運営コストが大きくなったりすれば、利益が残らないこともあります。

そのため比較するときは、

「何%で運営してくれるか」ではなく、「最終的にどのような運営で利益を残そうとしているのか」

を見ることが大切です。

安さだけでも、売上予測だけでも決めない。

これが乗り換えで同じ失敗を繰り返さないためのポイントです。

NEXSIAでは、乗り換え前の比較・相談から対応しています

「まだ今の会社を解約すると決めていない」

「何社か比較してから決めたい」

という段階でも問題ありません。

NEXSIAでは、現在の運営状況を確認し、価格設定、OTA運用、リスティング、レビュー、清掃など、どこに改善余地があるのかを整理したうえでご提案しています。

その内容を現在の運営会社や他社の提案と比較していただき、NEXSIAの方がより良い運営ができそうだと判断していただければ、その時点で乗り換えをご検討ください。

実際に切り替える場合には、AirbnbなどのOTA、既存予約、清掃、鍵などの引き継ぎについてもサポートします。

まとめ|「手数料」より、運営の中身を比較する

民泊運営代行会社を乗り換えるのであれば、次の会社を「手数料が安い」「売上予測が高い」という理由だけで選ぶのはおすすめできません。

価格戦略、OTA運用、清掃・ゲスト対応、情報共有、コミュニケーション、そして契約終了後のアカウントまで含めて確認することが大切です。

特に乗り換えの場合は、すでに現在の施設に運営実績があります。

だからこそ、新しい会社へ、今の運営からどこをどう改善するのかを聞いてみてください。

その回答には、その会社が単に物件を「管理する」のか、それとも施設の収益や運営品質まで考えて改善していくのかが表れるはずです。

NEXSIAでは、乗り換えを決める前の現状分析・比較の段階からご相談いただけます。

株式会社NEXSIA(ネクシア)

お問い合わせはコチラ